エディ・ゴルド

エディ・ゴルド

このページは我らがエディ・ゴルドの

超個人的主観と愛に満ちた専用ページである。

１．エディ・ゴルドというキャラ

・・・などと偉そうなサブタイトルがついているのだが

俺自身、このキャラだけは未だに良く判らん。

基本的な格闘スタイルは言うまでもなく「カポエラ」なので

LK,RKボタンとレバーをテキトーに動かせば見栄えのいい技がポンポン飛び出てくる。

そういう意味では初心者向けなのかもしれないが、そもそもそれが間違いのもとである。

まず、技名が覚えにくいのが初心者離れの原因の1つであろう。

しかも、あまりにも連係が豊富で覚えるのに一苦労。

せっかく覚えた連係もモーションがデカく、硬直が長いので中級者にはいいカモになってしまう。

エディで勝率を上げるにはかなりの修練が必要である。

普通、強い戦い方といったらある程度は想像がつく。

しかし、エディにはどうにも想像が出来ない。

コイツの強さは全くの未知数なのだ。

２．鉄拳３時代

正直言って、鉄拳３のエディを語れる程やり込んではいなかった。

しかし、「カポエラ」という３Ｄ格闘ゲーム界初のモーションに衝撃を覚えたのは確かである。

鉄拳３が出始めた頃、

トロッカ・エ・ピィアオにどれだけ足をすくわれた事か・・・

鉄拳３から出場した新キャラは数多くいたが、男で全くの新キャラはコイツだけだった。

興味はあったのだが、

花郎と同じく連係に次ぐ連係というスタイルが当初は馴染めず、

しかもあのややこしい技名はやる気を削ぐのには充分すぎるほどであった。

大きいモーション。

豊富な連係。

両足ボタンとレバーをガチャガチャ動かすだけでサマになる動きをしてくれるので

当初は初心者に多く使われていたように思う。

しかし、中盤にさしかかる頃には主要連係もモーションもネタバレの感が強くなり、

同じ練習量で強くなれる（気になる）三島一族や

他のキャラにメインの座を奪われる事が多くなってしまった。

しかし、研究に研究を重ねれば非常に面白いキャラであることが判り、

『濃い』キャラばかりの鉄拳界に新たな旋風を巻き起こす事になる。

本格的に使い始めたのは鉄拳TAGからだが、

レイを使わないときはガンジャックと並んで使用頻度は高かったのは確かである。

【鉄拳３プロフィール】

＜参加までの経緯＞

　エディはブラジルでも指折りの資産家で育った。

エディは父の事業を継ぐ為、帝王学を学ぶ優秀な学生で、

その勤勉さとおとなしい性格は町でも評判だった。

エディ19歳のある日、学校から帰ってくると、

血塗れで瀕死の状態になった父親の姿があった。

そこで父親はある組織から命を狙われていたことをエディに告げる。

父親は国内をむしばんでいる麻薬シンジケートを壊滅しようと考えていた。

組織を摘発できるだけの情報を手にし、これからというところを襲撃された。

父親は死に際に、「いまは戦う時ではない。親殺しの罪をかぶり刑務所に身を隠せ」

とエディに告げた。

　彼は優秀な学生から一転、犯罪者となって刑務所に服役する事となった。

刑務所の生活は地獄であった。

彼は毎日自分の無力さに涙し、父の命を奪った組織を怨んだ。

　そんな時刑務所内で暴動が発生、そこでエディは奇妙なものを見る。

一人の老人の「力」に魅せられたエディは老人に接近し、その技は何か聞いた。

その技こそ「カポエラ」だったのである。

かれはこの「力」を手に入れるしかないと考えた。そして彼は老人の元で修行に励んだ。

服役してから8年の歳月が経った。

エディ27歳、彼の修得したカポエラは

父を死に追いやった組織への復習の念によって「凶器」と化していた。

出所した彼は町で「The King of iron fist tournament」の噂と、

三島財閥の存在を知る。

強大な三島財閥を利用する事で更なる「力」を手に入れ、

父を殺した「組織」への復習を果たそうと考えたエディは大会への参加を決意する。

国籍：ブラジル

格闘スタイル：カポエラ

年齢、身長、体重、血液型：27歳、188cm、75kg、B型

仕事：なし

趣味：帝王学

好きなもの：権力

嫌いなもの：無力

　鉄拳３　エディ・ゴルド

３．鉄拳TAG時代

鉄拳TAGになって、レイにパートナーが必要になってしまった。

あれこれ考えているとこきんぐさんが一言。

｢南斗水鳥拳のレイなら南斗白鷺拳の使い手のエディっしょ。｣

その一言がその後の鉄拳人生を決定する事になろうとは

夢にも思いませんでした。

基本的なスタイルは鉄拳３と大差はありませんでした。

というよりは、鉄拳３時に既に完成していたのでしょう。

相変わらずのデカいモーション。

覚えにくい名前。

長い硬直。

しかし、罷り間違っても『強キャラ』と言われない事が

俺の鉄拳魂に火をつけた。

そう。鉄拳TAG最強の三島を狩る為に徹底的に研究したのである。

そうしているうちに様々な発見がある。

モーションからは想像できないスカし判定。

硬直が長いが故のスリル。

読みが当たった時の爽快感。

全てが『美しく勝つ』為の鍛錬であった。

しかし、残念ながら鉄拳４に彼は参戦していない。

クリスティとかいうお色気ネーチャンは

ミドルリスク・ハイリターンなキャラになってしまった。

カポエラはそれじゃダメなんだよ！

鉄拳４というゲームにクリスはお似合いなのかもしれないが

『鉄拳』の世界をアツくさせるモノがないと勝てば官軍の意識が払拭できなくなってしまう。

次回作にエディ・ゴルドが復活する事を期待して止まない。

４．鉄拳５時代

鉄拳5では、彼はコンバチキャラとして影ながら出場していた。

コンバチというか、性転換というか・・・。

当然、技の基本は鉄拳4のクリスティである。

エディでしか決まらないコンボがあったりしたので最初は嬉々として使用していたのだが・・・

所詮はオカマである。

イスカラディモオゥンがやたら性能のいい中段技になったり、

スカし性能激ヤバのバルセロスなど、フツーに戦っても勝てるキャラになっておる。

正直、諦めてました。

暗い男キャラよりお色気ネーチャンの方がウケはいいでしょうから。

駄菓子菓子！

鉄拳5DRでデフォルトキャラとして復活するというではないかッ！

よくやったnamcoよ！

現在の鉄拳界になくてはならない「読み合い重視」のキャラの灯を絶やしてはならんのだッ。

エディ・ゴルド全技解説