リン・シャオユウ 基本編
遊園地欲しさに大会に参加するという、とんでもない思考回路の持ち主。
しかし、それも己の技の自信の表れである。
横移動の性能は鉄拳界トップ!
相手を翻弄してペースをつかめ!
ここは基本編ですので、
数ある技の中でも主要技と思われるものを解説しましょう。
立ち、背向け、鳳凰の構えの3項目に分類しています。
1.立ち技の章目次
全ての基本になります。
細かい連係あり、1発技ありと、使い勝手のいい技が揃っています。
やはり、基本はここからです。
1.双壁掌を使え!目次
(66RP+LP,RP+LP)
発生は14フレで、判定は中、中段です。
1発目がヒットすれば連続ヒットです。
1発止めが通常ヒットなら2フレ不利になりますが、
カウンターなら20フレも有利になります。
出し切りガードされてもわずか2フレ不利になるだけなので、反撃の心配はありません。
ガード時の硬直差は1発止めでも同じですし、
2発目がカウンターヒットすれば相手をバウンドさせて浮かせる事ができます。
相手に届く間合いであれば、多用していい技でしょう。
同じ技ばかりだと飽きてきますが。
2.桃打連掌を使え!目次
(3RP,LP)
チェンジ可能技。
発生は14フレで、判定は中、中です。
こちらも1発目がヒットすれば連続ヒットし、
相手をうつ伏せに浮かせる事ができるので、コンボもチェンジも可能です。
しかし、ガードされれば18フレも不利になってしまいますので痛い反撃が確定です。
この技のいいところは1発目がダウンしている相手にもヒットする事でしょう。
相手の起き上がりがヘタなら、
この技だけで相手を2度と起き上がらせる事なくハメ殺しできちゃったりしちゃいます。
まあ、実際にはハメじゃないんで、使う、使わないはその時の判断で・・・。
最近はガード崩し×5〜6回入れてからのコンボが流行っているようで。
3.里合腿を使え!目次
(66LK)
発生は14フレで、判定は中段です。
技を出した後は背向け状態になり、
ヒットすれば6フレ、カウンターヒットなら12フレ有利になります。
ガードされれば5フレ不利になりますが、
背向けからの技が怖いのか、反撃にいく人は少ないようです。
下方向にも判定があるので、ダウン攻撃にもなるのが嬉しいですね。
また、立ち状態の相手にカウンターヒットさせれば相手を横向きにさせる事ができ、
慌ててガードをしようとしてレバーを後ろに入れる相手には虎尾脚がヒットします。
虎尾脚をニュートラルガードでガードする相手は慣れているかド素人のどちらかです。
4.烏龍盤打を使え!目次
(2LP)
発生は17フレで、判定は中、中、中です。
1コマンドで3回攻撃判定が出るという珍しい技です。
基本的には3連続ヒットか3連続ガードになります。
ヒットすれば3フレ有利、ガードされれば7フレ不利になりますが、
技の後にレバーを2に入れておけば鳳凰の構えに移行します。
どうせ鳳凰の構えに移行するのであれば、この技を使わない手はないと思うのですが・・・。
だからといって、烏龍盤打後に必ず構えを取っていると飛び越されてしまったりするので、
立ち状態に戻ったり、構えを取ったりして相手を撹乱しましょう。
5.掃腿背身撃を使え!目次
(しゃがみ状態でLK,RP,LP,RK)
チェンジ可能技。
発生は15フレで、判定は下、上、上、中です。
通常ヒットだと途中でしゃがまれたりガードされてしまうが、
カウンターヒットなら4発連続ヒットし、
浮かせる事ができるのでコンボもチェンジも可能。
4発目をガードされれば18フレ不利になってしまいます。
反撃は覚悟しましょう。
この技はカウンターを取りに行くのもいいですが、
空中コンボに組み込むのが1番使いやすいでしょう。
起き上がり下段キックでダウンした相手にコンボとして成立します。
6.架推掌を使え!目次
(1LP)
発生は18フレで、判定は中段です。
1歩踏み込んで技を出すのでリーチがあり、
若干ですが相手の上段をかわすポイントがあります。
ヒットすればダウンを奪え、
カウンターヒットであれば相手を遠くに吹っ飛ばし、勝手に挑発します。
余裕をかますなら、挑発を見て楽しみましょう。
ガードされれば8フレ不利になりますが、あまり痛い反撃はもらいません。
コンボの締めによく使われる技ですね。
7.上歩掌拳を使え!目次
(3LP)
発生は14フレで、判定は中段です。
威力は低いのですが、上段攻撃の避け性能がよく、
技を出した後は背向け状態になります。
ヒットすれば10フレ有利になり、シットスピンナックルやスピンキックが確定します。
ガードされても1フレ不利になるだけですので、かなり使い勝手のいい技と言えるでしょう。
ちなみに、技後レバーを入れっぱなしにしていると正面に向き直ります。
8.投げを使え!目次
シャオユウの投げ技は全8種類。
その中でオススメは
孔雀跳腿(6RP,LP)と流垂落(RP+RK)
といった所でしょうか。
孔雀跳腿はダメージ自体はスカ同然ですが、投げた後の攻防が実に楽しい。
流垂落は自分のすぐ近くにダウンさせるので、起き攻めが非常にやりやすい。
お好みに応じて使い分けましょう。
2.背向け技の章目次
シャオユウの背向けはとても性能がいい。
背向けを維持したまま横移動が出来るのはシャオユウだけである。
その移動量もハンパじゃなく、
相手の技次第では一気に相手の背後を取る事もある。
当然ガードは出来ないのだが、それを補って余りある技を持っています。
1.跳弓脚を使え!目次
(背向け状態で6LK+RK,LK+RK)
発生は23フレで、判定は中段です。
技が出るまでが遅いものの、後転中はローキックぐらいでしか潰されません。
ヒットすれば宙に浮きますので、コンボのチャンス!
ガードされれば11フレ不利になりますが、そんな時は連続して跳弓脚を出してみましょう。
潰しに来た相手に結構当たってくれたりします。
6LK+RKで後転しますので、それを見せておいて相手をビビらすのもいいかもしれません。
2.虎尾脚を使え!目次
(背向け状態でRK)
チェンジ可能技。
恐らくはシャオユウの技の中で1番主要な浮かせ技でしょう。
発生は14フレで、判定は中段です。
ヒットすれば浮きますので、コンボもチェンジも可能。
ガードされれば16フレ不利になりますので、若干の反撃は覚悟しましょう。
1番ヤバいのはチェンジボタンを押した時にガードされた時です。
何と39フレも不利になってしまいますので、
好きな技入れてチョーダイ状態になってしまいます。
安全を考えるなら、チェンジはしない方がいいでしょう。
単体のコンボでもそこそこ減らせますからね。
3.背身下段脚を使え!目次
(1or2or3LK)
発生は17フレで、判定は下段です。
技を出した後も背向けを維持し、(正面に向き直る事もできます)
ヒットすれば7フレ有利、カウンターヒットならダウンを奪えます。
ガードされれば12フレ不利になりますが、
シャオユウは背向けからの中段技が強力なので、いい確率で当たってくれます。
背向けからのアクセントとして、外せない技です。
3.鳳凰の構えの章目次
いい構えです。
ガードはできないものの、全ての上段技と一部の中段技をスカし、
構える時に若干自分の右に軸をずらしますので相手の技がヒットしにくいのもいい感じ。
しかも、浮かせ技、ダウン技も取り揃えています。
うまく使ってこっちのペースに引きずり込もう!
1.弓歩盤肚を使え!目次
チェンジ可能技。
鳳凰の構えからの浮かせ技です。
弓歩盤肘は3種類あり、早い順から書けば
構えてすぐにLP+RP、構えてからLP+RP、構えてから2LP+RP
と、それぞれ発生フレームやガード時の硬直差、
攻撃力と浮きの高さが変わってきます。
すぐに出せば出すほど発生は早く、硬直が長くなり、攻撃力が落ちて浮きが低くなります。
もともと鳳凰の構えは相手の攻撃をスカしやすいので、
ここでは2LP+RPの弓歩盤肘にスポットを当てましょう。
発生は26フレで、判定は中段です。
ヒットすれば相手は浮くので、コンボもチェンジも可能。
このコマンドで浮かせると通常より高く浮きますので、ここからの限定コンボも可能です。
ガードされても4フレ不利になるだけですし、
チェンジボタンを押していればガードされた時に9フレも有利になるらしいです。
この技を出す時は、
常にチェンジボタンを押していた方がいいでしょう。
相手の技を鳳凰の構えでスカし、
硬直中にこの技を叩き込むのが理想ですね。
2.扇蹴りを使え!目次
(鳳凰の構え中にRK,LK)
発生は22フレで、判定は下段です。
ヒットすればダウンを奪えますので、起き攻めに持っていけます。
ガードされれば8フレ不利になるのですが、
身体が小さいのが幸いしてか、それとも間合いが開くからなのか、
即入力のJRKはスカってくれます。
使える下段ですが、モーションが若干大きいので、
うまい人は見てからキッチリしゃがみますので、ご注意を。