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レイ・ウーロン 五形拳のすべて

 

基本編では解説しきれなかった内容をすべて網羅したいと思います。

ちなみに、使い勝手が悪くなるほど俺好みになっていきます。

 

目次 

1.蛇の構え大全

1-1.蛇突連撃 1-2.蛇武 1-3.蛇尾 1-4.巻暫脚 1-5.蛇突連撃巻暫連脚 1-6.瓶酔

2.龍の構え大全

2-1.龍牙 2-2.龍砲 2-3.龍牙連撃 2-4.龍尾 2-5.瓶酔

3.豹の構え大全

3-1.豹手 3-2.豹双爪 3-3.雷光中段脚・下段脚 3-4.豹掃腿

4.虎の構え大全

4-1.東虎爪 4-2.西虎爪 4-3.虎掃腿 4-4.虎旋脚

5.鶴の構え大全

5-1.跳鶴連撃 5-2.鶴爪 5-3.鶴突 5-4.鶴翼

 

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1.蛇の構え大全目次

龍か豹に(何と虎にも!?)移行可能。

長所

1.五形拳の他の構えからでも蛇に移行できる。

2.固有技から蛇に移行できる。

(後掃燕舞1発止め、背身後掃燕舞1発止め、龍声1発止め、妃睡鳥、横移動)

3.蛇の構えの技の後に龍か豹に移行可能。

4.上・中段ガード可。

短所

1.浮かせ技がない。2.下段ガード不可。

 

蛇の拳は心!

(映画『拳精』より抜粋)

 

五形拳の基本の構えです。

基本だけあって、可もなく不可もない技が多い。

蛇突連撃だけは別格でしょうが。

開発時はガードしてしまうと3発目の下段がガード不可だったとか。

蛇の構えの技だけで相手を固めるのはまず無理です。

蛇の拳をいかに使いこなすか?

蛇の拳は心!

そう。相手との心理戦です。

龍や豹に移行する通過点・・・と見せかけて攻撃したり、

攻撃する!と見せかけて他の構えに移行したり・・・

蛇が上手い人は五形拳が上手い!

 

1-1.蛇突連撃目次

発生は15フレで、判定は中・中・下段です。

1・2発目で止めれば龍へ、3発目で止めれば豹へ移行可能。

1発目が当たれば3発連続で、カウンターだと相手はよろける。(回復可)

相手がよろけ回復しなかったら追い打ちできます。

(龍の構えに移行していれば龍牙、龍砲、立ち状態ならJRK、龍声、投げなどなど・・・)

3発目に若干ディレイがかかりますので、空中コンボにはディレイをかけないと全部入りません。

しかし、1番使えるといっても、欠点もあります。

3発目をガードされたら浮かされ確定なので、(硬直17フレ)

2発目まで出して1発目のヒット確認後に3発目を入力しましょう。

2発止めなら反撃されないので、よく浮かされる人は2発で止めましょう。

 

ここで、驚くべき事実が発覚!!

蛇突連撃1・2発目で止めれば龍へ移行すると書きましたが、

その時に6LP+LKで素早く虎の構えに移行出来ることが判明した!!

これを発見した

コロ助さん!あんたはえらい!!

 

1-2.蛇武目次

発生は11フレですが、判定は悲しいかな全て上段判定です。

2発以上出せばレバー前入れで再度蛇の構えに移行可能。

カウンターヒットすれば連続技になります。

カウンターヒットでも3発目がよくスカりますが、4発目からちゃんとヒットし直してくれます。

ヒットするとすれば、相手が構えを潰しに来た時でしょう。

6発まで出せますが、ヒット確認をしてからにしましょう。

強制ガードじゃないんで、途中でしゃがまれます。

蛇突連撃が強いんで最初からしゃがむ相手はまずいません。

ガードさせればよしとしましょう。

相手に潰されるまで繰り返し出す事が出来ますが、

蛇武から蛇の構えに戻る時に右アッパーでいとも簡単に潰されます。

6発出し切りはいいのですが、蛇に戻るのは考えものです。

 

1-3.蛇尾目次

発生は16フレで、蛇の構え唯一の下段です。

この技を出しても蛇の構えは解除されません。

ヒット、ガードにかかわらず、レイが不利になります。

1回構えるごとに1回ぐらい出しておけば、蛇突連撃のヒット率が上がるかも?

技を出す瞬間に相手の下段攻撃がスカるポイントがありますので、

相手の下段に合わせて出せればホンマモンです。

まあ、実際は狙って出すのはほぼ不可能なので、牽制程度に使う、

もしくは後掃燕舞1発止めからのコンボの繋ぎで使うのが1番いいでしょう。

 

1-4.巻暫脚目次

使えない技ですが、たまに狙う技です。

発生は26フレと遅く、中段ですが、巻暫連脚と違ってチェンジできません。

しかもダメージが21と巻暫連脚より低い。

だが、低いモーションから技が出るので、相手の中段をもかわす事があります。

狙いどころは中距離で蛇の構えになり、相手が突進してきたり、潰しに来た時ぐらいでしょう。

ヒットさせれば話題になる技ですね。

 

1-5.蛇突連撃巻暫連脚目次

巻暫脚以上に使えません。

蛇突連撃2発の後に巻暫連脚を出す技です。

(そのまんまやないか・・・)

なぜ使えないのか?

肝心の最後の蹴りがどうにも当たらないんです。

普通に出したら4発目までしか当たりません。

それでも無理して使い方を考えるなら、

「5発出し切れば相手足側うつ伏せになれる連係技」

と割り切って使う事でしょう。

レイは寝る動作は2種類しかありません。相手頭側仰向けと相手頭側うつ伏せです。

第3の寝る方法と割り切りましょう。

それでも、どうしても5発目を当てたいアナタ!

相手のチェンジ時を狙うしかないですな。

たとえば・・・・・・

相手を豹手などで浮かせます。

浮かせた時に相手の残りゲージがチェンジするかどうかの微妙な状態である方が望ましいです。

そこで、すかさず蛇の構えを取り、蛇突連撃巻暫連脚を出します。

当然、1・2発目は当たりません。

そうすると、相手は(ラッキー♪)と思ってチェンジするでしょう。

相手のパートナーが出てくる前に3発目はもう出ています。

出てきた相手に4・5発目がヒットする・・・かもしれません。

当てた事のある方、是非ご一報ください。

 

ちなみに、俺は1度も当てた事がありません。

 

1-6.瓶酔目次

まず決まりません。

発生は何と50フレ!決まれば酔歩に移行可能。

しかし、横移動で相手の攻撃を避けながら蛇の構えになって、

瓶酔のモーションの前の龍の構えでさらに回り込み、

瓶酔を背後投げにしてしまうというBBSをみた事があります。

相手がポールで蛇の構えをみた瞬間に富嶽を出し、その富嶽を回り込んでの背後投げ・・・

決してないとは言えません!

実際に対戦で一度決めました!!

蛇から瓶酔を出すときに出来る事は祈る事だけです。

 

2.龍の構え大全目次

蛇か虎に移行可能。

長所

1.固有技から龍に移行できる。

(龍声2発止め、蛇掌拳)

2.浮かせ技がある。(カウンター時のみ)

3.龍の構えの技の後に虎の構えに移行可能。

4.上・中段ガード可。

短所

1.下段技がない。2.下段ガード不可。3.相手右横移動に弱い。

 

龍の拳は神!

(映画『拳精』より抜粋)

 

う〜ん・・・神ですか。

確かに龍は神の遣いとして崇められてきました。

龍の構えを使いこなすには神の領域の『読み』が必要という事なんでしょうか?

 

2-1.龍牙目次

発生は17フレとまあ普通。判定は中段。

虎の構えに移行可能。

ヒットしたら相手は吹っ飛び、カウンターだとさらに吹っ飛ぶ。

ガードされても確定の反撃はありません。

ガード後は龍砲よりも相手との距離が若干開きます。

虎になってたら反撃をレバー前入れで捌ける事も。

(早い反撃は捌けませんが。)

個人的には龍牙の方が見た目が痛そうなんで、好きです。

 

2-2.龍砲目次

これも発生は17フレ。判定は中段。

虎の構えに移行可能。

ひょっとしたら龍牙よりいい技かもしれない。

攻撃モーションに移行したら上段をスカせるポイントがあるので、

ジャブで潰しに来たらまず龍砲が勝ちます。

カウンターやったら浮きますんで、虎の構えに移行していたら虎掃腿が確定。

虎の構えに移行していなかったら通常のコンボが入ります。

 

2-3.龍牙連撃目次

発生は10フレとダントツに早く、判定は上段。(1発目)

早い話が龍の構えからの狼牙です。

使い方は通常の狼牙とほぼ同じでいいと思います。

出が早いのでけっこうカウンターを取れたりします。

きっちりカウンターヒット確認をして、4発当てましょう。

忘れられがちな技ですが、ワンパターンな戦い方をしたくないなら是非使いましょう。

 

2-4.龍尾目次

発生は16フレ。判定は上段、下段です。

カウンター命の技です。

カウンターでなければ2発目をガードされて反撃されます。

これはカウンターヒット確認は難しいでしょう。

っていうか、人間じゃできないかも?

リスキーな技ですが、当たれば減りがハンパじゃない!

読みの鋭さを必要とする上級者向けの技といえるでしょう。

 

2-5.瓶酔目次

発生は25フレ。決まれば酔歩に移行可能。

下段のない龍になくてはならない技です。じゃないと立ちガードで安定です。

ガードの固い相手には使っていきましょう。

ただ・・・

上級者には間違いなく投げ抜けされるでしょう。龍の構えからは瓶酔しか投げはないですから。

 

3.豹の構え大全目次

蛇か鶴に移行可能。

長所

1.固有技から豹に移行できる。

(龍声3発止め、蛇双拳)

2.浮かせ技がある。

3.上段をスカし、下段捌き可。

短所

1.中段ガード不可。2.飛び越えられやすい。

 

豹の拳は勢いにある!

(映画『拳精』より抜粋)

 

使いどころさえ間違わなければ、恐らく最強の構えではないだろうか。

いきなり豹の構えに移行できる技も加わり、ますます攻めやすくなりました。

まさしく、豹の拳は勢いにある!

豹手と豹双爪の2択があまりにもキツい!

攻め重視の構えといえるでしょう。

しかし、豹の構えはしゃがみ状態である事を忘れてはいけません。

トゥースマ、アッパー、しゃがみ投げを喰らいます。 

 

3-1.豹手目次

発生は15フレで、判定は中段です。

相手ガード時にLP追加で綜爪牙に移行可能。

ヒットすれば浮き、チェンジも可能。

相手のいる方向によってはダウンしててもヒットします。

まさに恐るべし!

しかし、使えるからといって連発はいけません。

ボタン入力から攻撃判定発生までに上段の当たり判定や投げ判定が出てるみたいで、

豹手がヒットする前に潰されたり投げられたりする事があります。

 

3-2.豹双爪目次

発生は11フレで、判定は下段スタート。

1発目がヒットしたら、相手はダウンし、2発目も連続ヒットします。

1発止めならヒット後動く相手に巻暫連脚やフロントキック(立ち上がり途中LK)がほぼ確定。

しかも、コンボにもかかわらず、ダメージ補正がかからないとのウワサ。

1発止めなら反撃の心配なし。

まさに恐るべし!!

だからこそ、使い過ぎは嫌われてしまいます。

たまには相手チェンジ時に豹双爪2発目だけを当てたりしてみましょう。

(ちなみに、ヒットさせても17フレ不利です。)

 

3-3.雷光中段脚・下段脚目次

発生は24フレと遅く、判定は上段です。(1発目)

5発出し切りで鶴に移行可能。(中段脚のみ)

数字だけ見てると使えない技ですが、豹の構えをよく潰される人はこの技を使ってみましょう。

豹の構えを潰しに来る時は、早い技が多いです。

しかし、早い技は直線的で、ホーミングしないものが多い。

そこを雷光で迎え撃つのです。

出の遅さ=かわす時間の長さと、解釈してやってください。

カウンターヒットしたらウハウハもんです。

 

3-4.豹掃腿目次

 発生は15フレで、判定は下段。

ヒットさせてもダウンは取れません。

この技の長所は相手がどんなダウン状態だろうと必ずヒットする事と、

レバー後ろで妃睡鳥に移行できるぐらいですかね。

だから、俺はよく使います。

 

4.虎の構え大全目次

蛇か龍に移行可能。

長所

1.固有技から虎に移行できる。

(龍声4発止め、蛇掌拳)

2.浮かせ技がある。

3.上・中段捌き可。

短所

1.下段ガード不可。

 

虎の拳は力!

(映画『拳精』より抜粋)

 

豹と並んで強い構え。

東西の爪と虎掃腿。これも強力な2択である。

防御面においても秀でており、こちらを最強と考えている人も多いのでは?

リスクが少ない事を考えればこちらが最強かもしれません。

虎の拳は力!

強力な2択で叩きのめしてやりましょう。

 

4-1.東虎爪目次

発生は16フレ、判定は中段です。

ヒット時は7フレ有利で、さらに相手しゃがみ状態で当てれば18フレも有利になり、

JRKが確定します。もちろんコンボに持っていけます。

カウンターヒット時は相手は頭側うつ伏せ状態にダウンします。

ウワサではカウンターヒット後に巻暫連脚が確定らしいです。

俺はまだ決まった事はありませんが・・・。

ガード時でも4フレ有利ですが、技を出した後はしゃがみ状態になってるので

向かってくる相手にはトゥースマやフロントキックが有効。

ガードを固める相手にはレバーでしゃがみ状態をキャンセルして、2択に持っていきましょう。

 

4-2.西虎爪目次

発生は15フレ、判定は中段です。

ヒット時は相手は受身不可能でバウンドし、チェンジもコンボも可能。

ガード時でも8フレも有利らしいですが、

技を出した後は東虎爪と同じくしゃがみ状態になってるので、

向かってくる相手にはトゥースマやフロントキックが有効。

ガードを固める相手にはレバーでしゃがみ状態をキャンセルして、2択に持っていきましょう。

西虎爪チェンジは相手は受け身を取れないので、

パートナーによっては極悪とも言える追い打ちが入ります。

 

余談ですが、西虎爪は後ろにも攻撃判定があります。

逃げ龍声から虎の構えになった時に、相手が接近してくれていれば後ろ向きのままヒットします。

詳しくはマニア編をどうぞ。

 

4-3.虎掃腿目次

発生は15フレ、判定は下段です。

当たれば巻暫連脚が追い打ち確定です。

しかし、ガード時は30フレも不利になってしまいます。

浮かされはまず確定でしょう。

ただ、下段の割にはリーチは長い方だと思いますが、

相手ダウン時に使用する場合、横転される方向によっては当たらない事もあります。

虎掃腿はたまに使う方がいいかと・・・

 

4-4.虎旋脚目次

何とも使いどころの難しい技です。

揺震撃、虎蹲山の他に、龍声中段脚・下段脚に移行可能。

発生は12フレと早く、判定は上段です。

狼牙4発目もしくは揺震撃、虎蹲山1発目とモーションが同じなので混同しがちですが、

実はガードさせても28フレ不利です。

虎旋脚に限ってなぜか相手はひるまないんで、きっつい反撃を受けてしまいます。

しかしながら、この事を知ってる人はあまりいないようで

デカイ返しはもらったことはありませんが、LP程度なら楽勝で割り込まれます。

主な使用場所は逃げ龍声でしょうか?

 

5.鶴の構え大全目次

蛇か豹に移行可能。

長所

1.固有技から鶴に移行できる。

(龍声中段脚後、雷光中段脚後、蛇双拳)

2.浮かせ技がある。

短所

1.ガード不可。

 

鶴の拳は意識!

(映画『拳精』より抜粋)

 

個人的にも非常に好きな構えです。

ガードが出来ないにもかかわらず、強力な技がないのが特徴。

鶴の拳をいかに使いこなすか?

鶴の拳は意識!

そう。鶴の構えほど目的意識を持って構えないとイタイ目にあう構えはありません。

非常にやりがいのある構えです。

鶴の構えから豹の構えに移行すると、ビックリするぐらい移動距離が長く、

鶴の構えを潰しにきた技をスカす事もできます。

ガード不可の恐怖に勝て!

 

余談ですが、鶴の構え時にレバーを前後に動かしてやると左足をピョコピョコと動かします。

牽制、挑発にどうぞ。

 

5-1.跳鶴連撃目次

1発目の発生は14フレと鶴の構えの中では1番早く、判定は中、下、中、中段です。

1発目が当たれば3発連続。

ディレイをかけなければガードしても3発目が必ず当たり、

4発目が当たればまたコンボに持っていけます。

3発目がカウンターヒットすれば4発目が連続ヒットになるんで

うまくディレイを使っていきたいものですが、手を出してくる人はほとんどいないでしょう。

おすすめは1発止めからの2択です。

1発止めはヒット時は6フレ有利、ガード時は5フレ不利ですが、

4発全てにディレイがかけられるので、相手はガードしてもほとんど手を出せません。

そこを投げとJRKの2択で攻めましょう。

 

5-2.鶴爪目次

発生は23フレとやや遅く、判定は下段です。

けっこうリーチもあり、当たればダウンするので起き攻めがしやすい。

空中コンボの龍声の締めに鶴になり、相手が受け身を取らなかったらまずヒットしますが

上げた左足を下ろしてから技が出るので、モーションでバレやすい。

横方向への当たり判定があまりないので、注意が必要です。

ガード時は19フレ不利になるので、使いすぎに注意。

 

5-3.鶴突目次

発生は22フレで、判定は中段です。

若干後ろに身体を反らせてから技を出すんで、比較的上段が当たりにくいです。

ヒットすれば相手は吹っ飛び、ダッシュからの2択がかけられます。

カウンターだとさらに吹っ飛びます。

ガードされても9フレ有利で、レイは背向け状態になり、

背身下掃打と背身崩墜の完全2択になります。

(個人的にはこの戦法はあまりおすすめできませんが)

ただ、モーションの割にリーチがあまりないので

バックダッシャーにはご注意を。

 

5-4.鶴翼目次

発生は16フレとまあまあ早いんですが、判定は上段です。

ヒットすれば相手も自分も背向け状態になります。

背を向けさせたら背身打がまずヒットしますし、振り向きキックなどには後掃燕舞が決まります。

しかし!悲しいかな上段!

しかもガードさせても13フレも不利になります。

当たるのは構えを潰しに来た時と相手チェンジ時ぐらい・・・かな? 

 

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